私の囲碁の悪かった点

私のTwitterなどご覧になっている方はご存知でしょうが、最近囲碁の調子もかなり良いですね。良くなった理由は恐らく二つあって、統合失調症の病状が快復してきたことと、ネットで活動している囲碁インストラクターの方の棋譜添削を受けていることです。

これまで私は、「読みが弱い」と言われることが多かったのですが、その方にネット碁棋譜を見ていただいてまず言われたのは、「荒木さんは読めていないのではなく、形を決めてしまう傾向があって攻め方が重すぎるから、カウンターを食らって負けている。まず攻めを保留して他に回ることを覚えなさい。」ということでした。その後にも、「囲碁における戦いは、実は戦いそのものの技術よりも準備工作の方が大事。」「荒木さんは序盤で悪くしていることが実は結構ある。」「荒木さんは打ちたい場所に打つことを考えているけど、相手が絶好点に打つのを阻止することも考えなければいけない。」などの指導を受けて、明らかに碁の質、碁盤の見え方が変わってきました。まあネットに居る猛者の方々から見れば微々たる向上かもしれませんが、前職囲碁部の活動に久しぶりに参加して打った時も「あ、私少し強くなれたんだな」と感じた場面が何度かありました。そして何より、これらの指摘を受けてから囲碁を打つのが凄く楽しいのです。まああくまでアマチュアなので、のめり込み過ぎは良くないのでしょうけどね。