発達障害の薬を服用してきて変わったこと

私は統合失調症の症状は今はほとんど無くなっています。加えて、発達障害の薬を飲むようになってから色々変わってきたことがあります。私はまずストラテラを処方され、加えて最近はインチュニブも処方されていますが、それらを服用するようになって以下のようなことが変わってきました。

まず、以前より手先が器用になったみたいです。私は箸やペンの扱いが下手だったのですが、それがだいぶマシになりました。

また、道を歩いているときに、他の歩行者や車を避けるのが上手になったみたいです。

さらに、電車内で立っている時に、バランスを崩して倒れそうになることもかなり減りました。

そして、世界の見え方が変わりました。ある時、「あれ、世界がいつもより立体的に見える」ということに気づいて、少し驚きました。

最後に、音楽の聞こえ方も変わりました。普段聞いている音楽が、より細かいところまで分かるようになったのです。私自身はひどい音痴で、ある後輩に「荒木さんの場合先天的な問題があるのではないか?」とまで言われるほどでした。それが、少し前に一人カラオケに行って歌っている時に、「自分の歌声の音のズレが分かる!分かるぞ!そうか、健常者にはこう聞こえていたのか!」という体験をしました(笑)。

まあ、健常者と同じレベルまではまだ届いていないのかもしれませんが、子供の頃から周りと同じことが出来なくて怒られ続けてきたのは発達障害のせいで、現代医療だとそれすらも薬で抑えられると分かったのは、大きな発見ですね。